~大学時代

■北翔大学 福祉心理学部へ 入学

  ゼミ担任が歌手のJuJuに似ている人になった。

  よく聞かれる。

  「その病気持ってるのに大学に行く学力あるの?」

  いや、実際は学力あまり関係してない。

  高校の入学も推薦による合格の判断は面接だし、大学も推薦による面接とレポートくらい。

  学力で受けた学校といえば、今までにほぼ無いんではないだろうか。

  大学へ入って思い知らされた。

  やっぱり世間は狭いという事。中には凄い人もいるのだという事。

  大学である授業を受けているときにやたら話かけてくる人がいた。後に親友となる人物。

  今までに体験した事のない発展力を見せる。

  1.大学へ入学初日の講義 → 2.やたら話かけられる → 3.何故か以上に仲良くなり話が分からなくても真剣に聞いてくれる

   →4.初日に主の家へ来る → 5.初日に主の家で夕食を食べ突然泊まる(3日くらい) → 6.次に大学で会った時は真横に並んでいる

  この有りえないくらい早い速度で友達になったが、恐らくこの人生の中で唯一の友達だと思っている。

  彼は創価学会に準ずる者だったが、一時は創価を離れて自分探しに明け暮れていた。

  お互いの事をいろいろ話して深くなっていったが、それと同時に自分の中にある種1つの達成感が生まれ大学に行くことが少なくなる。

  その分、彼とほぼ毎日会って遊んでいた...。

  

  2年次に上がり、変わりなく彼との友人関係は続いていた。

  そんな中、ある日の月曜に朝の10:00~12:00でやっているサークルに遊びに行った。

  そこで「E」と会う。後の「嫁」になる人。

  その日、主はたまたまサークルに行ったのだが「E」もたまたまサークルに来ていたらしい。

  古臭いかもしれないが一目ぼれというやつ。

  即座にサークル終了後メアドを聞くとあっさり了承され交換。

  その後にいろいろ話している中で既婚者だと知った。

  そこから彼との関係も続きつつ、「E」とは数回会ったがほぼメール。

  最後にメールをしたのを最後に2年間、メアド変更以外のメールがないまま経った。


  3年次に上がり、彼は大学を辞めて自分の夢をかなえるべく猛勉強していた。

  そんな中、あまり大学へ行かない主が何を思ったのか突然行きだした。

  そして後輩というものが初めて出来た。

  後輩から敬語は無かったものの特に気にせず講義が重なる毎によく話をしていた。

  もちろん、主も部活へは入っていたが気が向いたときに出入りする程度だった。


  そして主は大学を2月で辞める事になる。

  表沙汰では自主退学だが、本来は大学側からの要請により自主退学して欲しいとの話が数回に及んだ。

  前科学生を匿う大学名誉だろう。くだらん。